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    山本歯科クリニック

    2021/11/16

    とても大事な第一大臼歯を失った、、、

    こんにちは。山本歯科クリニックの副院長の藤尾です。
    今回は第一大臼歯の重要性についてお話させて頂こうと思います。

    第一大臼歯は永久歯の中でも最もサイズが大きく、噛む力が最も強い歯とされています。
    6歳臼歯とも呼ばれ、6歳の頃に生えてきます。人生100年時代の現在を考えると、生えてから90年以上使わなければならない、とても重要な歯です。
    我々歯科界ではkey tooth(キートゥース)ともよばれ、この歯を失うと、ドミノ倒し的に他の歯を失っていく最初の一歩とも言われています。

    幼少期に第一大臼歯に虫歯を作ってしまい、成人以降も治療を繰り返し、神経を取る(抜髄)ことになり、ついには歯そのものを失うことになってしまったという患者様をたくさん目の当たりにしてきました。もちろん、私達歯科医師は歯を失わないように様々な努力を患者様とともに取り組むわけですが、虫歯治療を繰り返し、弱くなってしまった歯を長きにわたって保存することは至難の業です。

    もし、その第一大臼歯を失ってしまったら、、、どのようにしてその失った部分を補うべきなのでしょうか。
    結論から先に申し上げます。第一大臼歯を失った場合はインプラントで補うことが最も有用です。
    永久歯の中で最も強い歯を失ってしまうわけですから、両隣の歯にその負担を求めるブリッジや義歯(入れ歯)はおすすめできません。
    支えに利用している歯の寿命が縮まってしまいます。(各々の治療方法の特徴を一覧表にして、下に記しています)



    ☆ 当院治療例 ☆
    先述した内容をお伝えし、インプラント治療をおすすめした患者様をご紹介します。

    患者様は若い頃に第一大臼歯を失ってしまいました。どのようにその部分を補うべきなのか、悩んでおられました。
    『インプラントは外科処置が怖いし、費用もするし、、、、かといって、取り外し式の義歯は気持ち悪そうだし、、、ブリッジしかないのかな〜、、、先生!!このまま、歯がないままってだめなんですか?歯がなくても慣れてきました。』とおっしゃっていました。
    同じように思っている方は多いのではないでしょうか。

    実は、長期間の放置は最も好ましくない選択肢です。
    このまま欠損放置していると、前後周囲の歯が寄ってきてしまい、噛み合わせも変わってしまい、一番よくありません。
    傾いた歯を治すには矯正治療が必要になりますから、無駄な費用や負担を負うことになります。



    以上の理由を患者様にご納得いただけるまで説明をさせていただき、インプラント治療にご理解、同意を頂きました。
    外科手術はサージカルガイドを用い、安全正確に行い、患者様への負担を軽減しています。
    処置から5年近く経過していますが、トラブルもなく快適に過ごしていただいています。






    ケースバイケースではありますが、大臼歯を失った場合の第一選択はインプラント治療だと考えております。
    様々なお悩みがあると思いますので、お気軽にご相談ください。
    また過去のブログにインプラント治療に関する記事を記載しておりますので、合わせてご確認ください。


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