痩せた骨が戻る!?インプラント治療 最前線 ・・・2007年10月2日(火)
先週の土日に再生療法やインプラント治療で世界的に有名なイタリアの先生の講演会を聴いてきました。
とくに痩せてしまった顎の骨を再生させる手術手技は”スゴイ!”のひとこと・・・ここまで骨を造成できるのか!?と再生療法の進歩に感動すら覚えました。
インプラントとは顎の骨にチタン製の人口歯根を埋め込んで差し歯を立てる治療法です。入れ歯で全然かめない人もインプラントによって自分の歯が新しく生えたかのように何でも食べられるようになります。
インプラントは顎の骨の中に埋め込むため、以前は十分に骨が残っているところにしかインプラントを打てませんでした。顎の骨がやせている方にはインプラント治療はできなかったのです。ところが近年、骨の再生療法の技術が進歩し、かつてはあきらめていた方でもインプラント治療が可能になってきました。
最近の歯医者さんの傾向としては極力歯を抜かないという風潮が強く、もちろんそれは患者様にとって良いことではあるのですが、グラグラになって歯を抜くころにはたいてい周囲の歯ぐきや骨がかなり痩せてしまい後処置が難しくなるケースが増えてきています。入れ歯を装着するにしても極度に痩せた歯ぐきでは安定した入れ歯をつくることはかなり困難です。インプラント治療をするにも顎の骨が少なく、インプラントが骨の中に埋まらないこともことも度々あります。つまりインプラント治療において、骨が痩せているためインプラントが完全に骨の中に埋まりきらず一部露出するような状況は日常茶飯事であり、自在に骨を再生させる手術手技を持ち合わせていない歯科医はインプラント治療を手がけることが難しい時代になりました。
今日は今まで自分の手がけた再生療法のケースを見直しながら、どこを改善したらもっと良い結果がでるのかずっと考えていました。
土曜日は午後から休診にさせていただきたくさんの患者様にご迷惑おかけしました。その分、講演会で得た知識をできるだけ多くの患者様に還元できるようこれからも努力していきたいと思います。
院長 山本信一 |